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PLATE — UENUKU
OCEANIA · ポリネシア神話
UENUKU

ウエヌク

ウエヌク · ウエヌク・コーパコ · Uenuku

マオリの虹の神格で、名高い祖先でもある。戦の前に呼ばれる戦神で、戦の一隊が虹の弧の下に現れれば敗れるとされた。タイヌイの人々はその霊を木彫「テ・ウエヌク」に移したと伝える。ハワイキの首長としても多くの伝承に現れる。

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解説

概要

ウエヌク(ウエヌク・コーパコとも。その名にちなんで名づけられた者にもこの名が与えられる)は、マオリの伝統における虹のアトゥア(神格)であり、名高い祖先でもある。マオリは虹の出現を前兆と考え、毎年の供物の一つとして、最初に植えたクマラ(サツマイモ)の若葉を捧げた。戦の前に呼ばれる部族の戦神で、とりわけ国の北半分で重んじられた。

信仰

タウア(戦の一隊)が虹の弧の下に現れれば戦に敗れ、虹の両脇に現れれば勝つと言われた。鷹の羽と、ウエヌクと呼ばれる星が、彼に捧げられた聖なるものとされた。

タイヌイの人々にとって、ウエヌクはとりわけ特別な存在である。彼らはその霊を石に宿してハワイキから運び、のちに木彫「テ・ウエヌク」に移したと伝える。ワイカトのタイヌイの人々は、戦のときにはその霊を小さな像に一時的に宿らせ、守護者として戦場へ携えた。

神話・物語

ンガーティ・ポロウやンガーイ・タフの伝承では、ウエヌクは故郷ハワイキのアリキ(首長)で、それぞれ異なる妻から生まれた七十一人の息子がいた。アオテアのカヌーの人々の伝承では、ウエヌクは供物を届けに来た子どもが戸口でつまずいたことに腹を立てて殺し、その親族トゥリがウエヌクの息子を殺して報復したと語られる。アラワの人々にも、ハワイキの首長ウエヌクにまつわる話がある。

トゥーホエの人々の伝承では、ウエヌクは霧の乙女である超自然の妻ヒネプーコフランギの信頼を裏切り、彼女を探して地上をさまよった末に死んで、虹の化身となった。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。ワイカト地方のテ・アワムトゥ博物館に収蔵される木彫テ・ウエヌクは、ウエヌクの霊が宿るとされる依代で、人の姿を離れた抽象的な形をしている。

系譜と関係

ハワイキの首長としてのウエヌクは、多くの部族の伝承に現れる。トゥーホエの人々は、ヒネプーコフランギとテ・マウンガの結びつきから出た子孫であると伝える。

文化的足跡

「ウエヌク」の名は、今日もマオリの人名などに受け継がれている。

なおマオリの伝統は今日も継承されている生きた文化であり、本項の記述はその神格の伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q4479800 — 骨格データの出典