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須菩提
PLATE — सुभूति
DHARMA · 仏教の尊格
सुभूति

須菩提

スブーティ · 舜若多 · 空生

敦煌本『金剛般若経』(868年)の須菩提の部分 PUBLIC DOMAIN

釈迦の十大弟子で解空第一・無諍第一。生まれたとき家中の器が空になったという。『金剛般若経』は全体がこの弟子への説法であり、声聞でありながら大乗の空の教えを説く立場に置かれる。

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解説

概要

須菩提(しゅぼだい、梵 Subhūti)は、古代インドにおける釈迦十大弟子の一人であり、解空第一、被供養第一または無諍第一と称される。

経歴

身辺や出身には諸説があるが、一説にはコーサラ国の首都シュラーヴァスティー(舎衛城)の須達多長者の弟である須摩那の子で商人といわれる。幼名は舜若多(シューニャタ、空性と漢訳)というが、彼が誕生したとき家中の倉庫や箱、器皿などがことごとく虚無となったからであるという。

須菩提はもとは粗暴で短気な性格だったともいわれるが、のちに外道から非難や中傷を受けても決して言い争うことなく円満柔和を心がけたといわれ、このため弟子中で無諍第一といわれ、また多くの人々から尊敬されて限りなく供養を受けたので被供養第一ともいわれる。

解空第一

「空」の理解において第一と称された。大乗仏教の般若経典群において、須菩提は釈迦の対話の相手として繰り返し現れる。

『金剛般若経』は、須菩提が釈迦に問い、釈迦がこれに答える形式をとる。「須菩提よ、菩薩は相に住して布施すべからず」——経の全体が、この弟子への呼びかけで構成される。

『大般若経』においても、須菩提は空の教えを説く役を担う。声聞の弟子でありながら、大乗の教えを説く立場に置かれるのは、この弟子が空を最もよく理解したとされることによる。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、敦煌本『金剛般若経』の須菩提の部分である(868年、世界最古の印刷年記のある書物)。

生まれたとき家中の器が空になったという逸話が、この人物を規定する。名も物語も、すべてが「空」に結びつけられている。後代の解釈が、名から逸話を作ったとみられる。

関わる神格・伝承

十大弟子の一。般若経典の対話者。

『西遊記』において孫悟空に術を教える須菩提祖師は、この弟子の名を借りた小説上の人物であり、別人である。

文化的足跡

『金剛般若経』は東アジアで最も広く読まれた経典の一つであり、その全体が須菩提への説法である。この弟子の名は、経典を通じて広く知られている。

なお仏教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1144771 — 骨格データの出典