PLATE — OSHUMARE
AFRICA · アフリカ神話
OSHUMARE
オシュマレ
オシュマレ · オシュマレー · オチュマレ
ヨルバの虹の蛇のオリシャ。ヨルバ語で虹と蛇が同じ語で表され、自らの尾を呑む蛇として描かれる。半年を男、半年を女として過ごすとされ、雨季と乾季に対応する。フォンのアイダ・ウェド、ハイチのダンバラと系列をなす。
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解説
概要
オシュマレは、アフリカ西部のヨルバの宗教における虹と蛇のオリシャ(神格)である。ヨルバ語の「オシュマレ」は、空にかかる虹と、自らの尾を呑む神話の蛇の両方を指す。半年を男として、半年を女として過ごすとされ、雨季と乾季の移り変わりに対応づけられる。キューバやハイチなどではオチュマレと呼ばれ、ブラジルのカンドンブレでも重要なオリシャの一柱である。
信仰
オシュマレはニシキヘビ(エレ)によっても表され、「天のニシキヘビ」とも呼ばれる。虹を蛇とみる考え方は西アフリカに広く見られ、フォンの虹の蛇アイダ・ウェドや、ハイチのダンバラとアイダ・ウェドの一対とも通じている。
ブラジルでは、男女の性を移り変わるこの神が、性の多様性の象徴として言及されることもある。天と地のあいだを行き来して水を運び、富をもたらし、物事の循環と継続、さらには動くことそのものを司るとされる。
図像と象徴
自らの尾を呑んで円を描く蛇の姿で表される。主画像は、ブラジルのオリンピアの民俗芸能祭(2019年)で、虹と蛇の装いでオシュマレを演じる場面である。
系譜と関係
アイダ・ウェド、ダンバラとともに、虹の蛇の系列をなす。
虹と蛇を結びつける考えは、オーストラリア先住民の虹蛇にも見られる。
文化的足跡
ブラジルのカンドンブレにおいて、オシュマレは重要なオリシャの一柱である。
なおこれらの宗教は今日も信仰されている生きた伝統であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。
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領分・別名
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資料
Wikidata
Q1141921 — 骨格データの出典