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大随求菩薩
PLATE — महाप्रतिसरा
DHARMA · 仏教の尊格
महाप्रतिसरा

大随求菩薩

だいずいくぼさつ · 随求菩薩 · 随求大明王

PHGCOM CC BY-SA 3.0

インドでは五守護女尊パンチャ・ラクシャーの主尊とされる女尊で、日本では観音の変化身とされる。その真言を唱えれば求めに随って願いが叶うとされ、随求陀羅尼は護符としても用いられた。清水寺随求堂の胎内めぐりで知られる。

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解説

概要

大随求菩薩(梵名マハー・プラティサラー、漢訳音写は摩訶鉢羅底薩落)は、東アジアの仏教と金剛乗の仏教における尊格である。インドでは女尊とされ、毘盧遮那の配偶、あるいは宝生如来の化身とされることもある。五尊の守護女尊パンチャ・ラクシャーの主尊であり、ほかの四尊に囲まれて表されることが多い。日本の密教では、観音菩薩の変化身とされる。異名は随求菩薩、随求大明王、密号は与願金剛である。仏教の体系に含めて扱う。

信仰

原名が法術、護符、僕婢などの意を持つことから、この菩薩を念じてその真言を唱えれば、衆生の求めに随って願いを施し与えるとして、随求と名づけられた。その真言を随求陀羅尼という。日本では、真言の息災、滅罪、とりわけ子を求める功徳が喜ばれて平安時代以降に盛んになったが、真言を唱えることが主で、尊格としてはあまり重んじられなかったため、本尊とされることは少ない。

経軌には『大随求陀羅尼経』二巻、『随求即得陀羅尼経』、『大随求八印』などがある。

図像と象徴

インドの『サーダナマーラー』では、黄色の身色で、三つの目を持つ三面に十臂を備え、さまざまな法具や武器を持つ姿で説かれる。

日本では胎蔵界曼荼羅の蓮華部院に配される。曼荼羅では、身は黄色で宝冠をいただき、そのなかに化仏がある。八臂で、右手に五鈷杵、剣、鉞斧、三股戟、左手に法輪を載せた蓮華、索、宝幢、梵篋を持ち、蓮華に坐す。ただし持物には多少の違いがある。宋の法賢が訳した『瑜伽大教王経』は、四面八臂で各面に三眼、梵篋の代わりに弓矢を持つ姿を説くが、この姿は日本には伝わらなかった。

主画像は、パリのギメ美術館に所蔵される大随求菩薩の図である。

系譜と関係

パンチャ・ラクシャーの主尊で、孔雀明王もその一尊である。

文化的足跡

観心寺の絹本著色の大随求菩薩像は鎌倉時代の作で、重要文化財である。京都・清水寺の随求堂は大随求菩薩を本尊の秘仏とし、堂の地下を大きな数珠をたよりに暗闇のなかで巡る「胎内めぐり」で知られる。愛媛の石手寺などにも随求堂がある。

なお仏教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q6733179 — 骨格データの出典