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魁星
PLATE — KUIXING
SINÆ · 中国神話・道教
KUIXING

魁星

魁星 · 大魁星君 · Kuixing

Pratyeka CC BY-SA 4.0

北斗七星の柄杓の頭にあたる星々(斗魁)を神格化した中国の科挙の神で、文昌帝君に仕える。鬼の姿で大亀の頭に片足で立ち、筆で及第者の名に点を打つ。容貌ゆえに退けられて入水し、亀に救われて神になったと伝えられる。

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解説

概要

魁星は、中国の道教と民間信仰で、科挙の合否を司るとされた星の神である。北斗七星の柄杓の頭にあたる四つの星(斗魁)を神格化したものである。学問の神文昌帝君に仕え、受験生にとって最も身近な神として、各地に魁星閣が建てられた。

信仰

「魁」は「かしら」「首席」を意味し、科挙の首席合格者も「魁」と呼ばれた。「天下に魁たり」という言い方は、首席合格の栄誉を表す。魁星はその合否を握る神とされ、受験生たちは及第を願ってこの神に参った。

神話・物語

伝承によれば、魁星はもともと才能のある人物であったが、容貌が醜いために最終試験で退けられた。絶望して水に身を投げたところを大亀が背に乗せて天へ運び、以後、合否を司る神になったという。

図像と象徴

鬼のような醜い姿で、大亀(鰲)の頭の上に片足で立ち、一方の手に筆、もう一方の手に斗(枡)を持ち、筆で合格者の名に点を打つ。首席で合格することを「独占鰲頭(鰲の頭を独り占めする)」と言うのは、この図像に由来する。「魁」の字は「鬼」と「斗」から成り、この字の形が姿の造形のもとになったとみられる。主画像は、明代末期の魁星の青銅像である。

系譜と関係

文昌帝君に仕える、科挙の神。

文化的足跡

魁星閣は今日も中国各地に残っている。科挙が廃止されたのちも、受験生の参詣は続いている。

なお道教と中国の民間信仰は今日も信仰されている生きた伝統であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q711275 — 骨格データの出典