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ジェング
PLATE — JENGU
AFRICA · アフリカ神話
JENGU

ジェング

ジェング · リエング · ミエング

Don Cole(撮影) CC BY-SA 4.0

カメルーンのサワバントゥ諸族の水の霊。長い髪と歯の隙間を持つ美しい女の姿で現れ、祖先を仲介し病を癒す。「リエング病」を経た女が入る秘密結社があった。毎年のンゴンド祭で選ばれた者が川に潜り、託宣の壺を受け取る。

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解説

概要

ジェング(複数形ミエング)は、アフリカ中西部、カメルーンの沿岸に住むドゥアラなどのサワの人々の伝統的な信仰における、水の霊である。長い髪と、前歯に隙間のある美しい女の姿で川や海に住み、祖先と人とのあいだを取りなし、病を癒し、富をもたらすとされる。コンゴのシンビや、西アフリカから中央アフリカに広く見られるマミ・ワタとよく似た存在である。

信仰

ジェングは、祖先と人とのあいだを取りなし、病を癒し、富を授ける。バクウェリの人々のあいだには、「リエング病」と呼ばれる病にかかった女性たちが加わる秘密の集団があり、独自の隠語を用いたと記録されている。

カメルーンの港町ドゥアラでは、毎年十二月にンゴンド祭が営まれる。選ばれた者がウーリ川に潜り、ミエングから壺を受け取って戻ってくる。壺のなかのものが、その年の託宣とされる。今日ではカメルーンを代表する文化行事の一つとなっている。

図像と象徴

長い髪の美しい女の姿で、前歯の隙間は美しさのしるしとされる。主画像は、アンゴラのオヴィンブンドゥの人々が1950〜60年代に作った水の霊の木像《ドナ・フィッシュ(ママ・ムントゥ)》で、ジェングそのものを表したものではない。

系譜と関係

シンビ、マミ・ワタとともに、水の霊の系列をなす。

なおこれらの宗教は今日も信仰されている生きた伝統であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q4833236 — 骨格データの出典