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PLATE — HRÆSVELGR
NORÐR · 北欧神話
HRÆSVELGR

フレースヴェルグ

フレスヴェルグ · Hræsvelgr · Hraesvelgr

天の北の端に坐す鷲の姿の巨人で、その翼の羽ばたきからすべての風が生じる。名は「屍を呑む者」を意味する。『ヴァフスルーズニルの言葉』でオーディンの問いに答える形で語られる風の起源譚。

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解説

概要

フレースヴェルグ(Hræsvelgr)は、北欧神話における鷲の姿をしたヨトゥン(巨人)である。天の果てに座り、その翼の羽ばたきから風が生じるとされる。

古ノルド語の名フレースヴェルグは「屍を呑む者」、あるいは「難破の流れ」と訳されてきた。

神話・物語

『古エッダ』の『ヴァフスルーズニルの言葉』第三十七節において、オーディンが巨人ヴァフスルーズニルに、風がどこから来るのかを問う。巨人は答える。

「フレースヴェルグという者が、天の果てに坐している。鷲の姿をした巨人である。その翼から風が起こると言われる、すべての人の上に」

スノッリ『エッダ』の『ギュルヴィたぶらかし』第18章は、風はどこから来るのかというガングレリの問いにこの節を引いて答え、フレースヴェルグが天の北の端に座ることを書き添えている。「北の」はスノッリの補いで、エッダ詩は天の果てとだけいう。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

風の起源を、世界の縁に座る巨人の鷲の羽ばたきに求めるという説明である。「屍を呑む者」という名は、鷲が死肉を食う鳥であることによる。北欧の詩において、鷲・鴉・狼は「戦場の獣」と呼ばれ、死者を食う存在として繰り返し現れる。

系譜と関係

ヨトゥンの一。世界樹ユグドラシルの梢にも名のない鷲が座り、その眼のあいだに鷹ヴェズルフェルニルが留まるとされる(『ギュルヴィたぶらかし』第16章)。この鷲をフレースヴェルグと同一とみる説もあるが、資料は両者を結びつけていない。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q564342 — 骨格データの出典