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PLATE — HINEMOA
OCEANIA · ポリネシア神話
HINEMOA

ヒネモア

ヒネモア · Hinemoa

テ・アラワの女で、身分の差から結婚を許されなかった恋人トゥーターネカイの笛の音を頼りに、瓢箪を浮きにしてロトルア湖を泳ぎモコイア島へ渡った。神格ではなく実在の祖先として語られる。歌『ポカレカレ・アナ』の基。

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解説

概要

ヒネモアは、テ・アラワの女であり、マオリの伝統において、恋するトゥーターネカイのもとへ行くためにロトルア湖を泳いでモコイア島へ渡ったことで知られる。

この物語は広く伝えられ、歌『ポカレカレ・アナ』の一つの版の基となっている。また複数の無声映画にも翻案された。

物語

ヒネモアは、ロトルア湖の南東の岸オワタに生まれた。父はウムカリア、母はヒネマルで、父を通じて、テ・アラワの人々の祖タケタケの曾孫にあたる。ヒネモアは高い身分の女性であり、湖に浮かぶモコイア島に住むトゥーターネカイは正式な婚姻によらずに生まれた子であったため、二人の結婚は許されなかった。

トゥーターネカイは、夜ごと島で笛を吹いた。その音は、湖を越えてヒネモアのもとまで届いた。ヒネモアが島へ渡ることを恐れた一族は、カヌーをすべて岸に引き上げてしまった。そこでヒネモアは、瓢箪を浮きにして、闇のなかを笛の音を頼りに泳いで渡った。ロトルア湖は幅が数キロもある。島に着いたヒネモアは、冷えきった体を温泉に浸した。この泉は、今日「ヒネモアの湯」と呼ばれている。

トゥーターネカイの奴隷が水を汲みに来ると、ヒネモアは男の声を装ってその瓢箪を奪い、割ってしまった。これが何度も繰り返され、不審に思ったトゥーターネカイ自身がやって来て、二人はついに再会した。一族もこれを認め、二人は結婚した。

実在の人物として

ヒネモアとトゥーターネカイは、神ではなく、実在した祖先として語られる。テ・アラワの人々は、自分たちをその子孫としている。マオリの人々のあいだでは、部族の歴史は祖先の物語として語られ、神話と系譜とが切れ目なくつながっているのである。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

関わる伝承

夫はトゥーターネカイ。テ・アラワの祖先。

文化的足跡

『ポカレカレ・アナ』は、ニュージーランドで最も広く知られたマオリの歌である。第一次世界大戦期に成立したとされ、ヒネモアの物語と結びつけて歌われる。

モコイア島の「ヒネモアの湯」は、今日も観光の対象である。

なおマオリとハワイの伝統は今日も継承されている生きた文化であり、本項の記述はその神格の伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

ウムカリア
父
ヒネマル
母
HINEMOA
ヒネモア
ポリネシア神話
トゥーターネカイ
配偶者
◆
ウムカリア
父
◆
ヒネマル
母
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HINEMOA
ヒネモア
ポリネシア神話
◆
トゥーターネカイ
配偶者
収載データなし
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資料

Wikidata
Q136376997 — 骨格データの出典