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ゴルダーファリード
PLATE — گردآفرید
PERSIA · ペルシア神話
گردآفرید

ゴルダーファリード

ゴルダーファリード · Gordafarid · Gordāfarīd

ヨーゼフ・ロッター《ソホラーブとゴルダーファリード》 PUBLIC DOMAIN

『シャー・ナーメ』の女戦士。髪を兜に隠して城を出てソホラーブと一騎打ちし、兜を打ち落とされて女と知れた。捕らえられかけたが計略で城に戻って門を閉ざし、トゥーラーン軍を足止めした。イランで女性の勇気の象徴とされる。

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解説

概要

ゴルダーファリードは、『シャー・ナーメ』——フェルドウスィーが1000年頃に著したペルシア文学の巨大な韻文——の女傑の一人である。

トゥーラーン軍の指揮官であったソホラーブと戦い、ペルシアへ進軍するトゥーラーンの軍を足止めした戦士であった。ペルシアの女性にとって、勇気と知恵の象徴である。

物語

城の守り。 白い城(デジ・エ・セフィード)が、ソホラーブの軍に攻められた。

守将ハジールが敗れて捕らえられ、城の兵は恐れて出なかった。

女が出る。 ゴルダーファリードは、髪を兜のなかに隠し、鎧をまとって城を出た。

一騎打ち。 ソホラーブと戦った。矢を射、槍を交え、剣で打ち合った。

ついにソホラーブが兜を打ち落とし、長い髪がこぼれた。相手が女であることが知れた。

驚き。 ソホラーブは「イランの女がこれほど戦うなら、その男たちはいかばかりか」と驚いたという。

知恵。 捕らえられかけたゴルダーファリードは、「兵に見られている。城に入って降伏の話をしよう」と言って城門へ向かい、入るとすぐに門を閉ざした。

城壁の上から、ソホラーブを嘲った。

足止め。 この計略により、トゥーラーン軍は足止めされ、イランは軍を整える時間を得た。

その夜。 城の人々は夜のうちに地下道から逃れた。翌朝、ソホラーブが入城したときには誰もいなかった。

女戦士

ゴルダーファリードは、『シャー・ナーメ』における最も明確な女戦士である。

力ではなく知恵で勝つ。 一騎打ちには敗れかけたが、計略によって目的を果たした。

名。 「ゴルド」は勇士、「アーファリード」は創られたを意味する。「勇士として創られた者」である。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、ヨーゼフ・ロッター《ソホラーブとゴルダーファリード》である。

関わる神格・伝承

ソホラーブと戦った。白い城の守り手。

文化的足跡

ゴルダーファリードは、現代イランにおいて女性の勇気の象徴として繰り返し言及される。学校名、団体名に用いられている。

女性のスポーツチームや軍の部隊の名にも採用されている。

なおゾロアスター教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその神格と伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1537907 — 骨格データの出典