PLATE — FARO
AFRICA · アフリカ神話
FARO
ファロ
ファロ · Faro
マンデ/バンバラの水の神格で、双子の兄弟ペンバが大地を犯した罪を贖うため自らを犠牲にして大地を清めた。その身体が切り分けられて撒かれ、蘇ってニジェール川になった。ドゴンのアンマとノンモの神話と構造を共有する。
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解説
概要
ファロは、アフリカ西部、マリを中心とするマンデ系の人々、とりわけバンバラの宇宙論に現れる水の神である。双子の兄弟ペンバが大地を汚した罪を贖うため、自らを犠牲にして世界を清め、切り分けられた身体からよみがえってニジェール川になったと語られる。
神話・物語
伝承によれば、はじめにファロとペンバという双子が生まれた。ペンバは大地に種を蒔いたが、その行いが大地を汚し、世界に不浄が生じた。ファロは自ら犠牲となってこれを清め、その身体は切り分けられて大地に撒かれた。のちにファロはよみがえり、ニジェール川となった。
ファロは川の主として水と雨を司り、人に言葉を与えたともされる。
図像と象徴
固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。
系譜と関係
ペンバと双子の兄弟で、ニジェール川の主。隣り合うドゴンの創造神話と比べると、よく似た筋立てが浮かび上がる。アンマが大地と交わろうとして失敗することが、ペンバの罪に対応し、ノンモの犠牲がファロの犠牲に対応する。
ただし、ドゴンとバンバラの宇宙論はいずれも、20世紀のフランスの人類学者マルセル・グリオールとその学派の記録に大きく依っている。グリオールの記録の信頼性には、のちの現地調査から疑問が出されている。
文化的足跡
バンバラの宇宙論は、20世紀のフランスの人類学における重要な研究対象であった。
なおこれらの宗教は今日も信仰されている生きた伝統であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。
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領分・別名
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資料
Wikidata
Q4481297 — 骨格データの出典