PLATE — ΚΤΙΜΈΝΗ
HELLAS · ギリシア神話
ΚΤΙΜΈΝΗ
クティメネー
クティメネ · Ctimene · Ktimenē
ラーエルテースとアンティクレイアの娘でオデュッセウスの妹。豚飼いエウマイオスと同じ乳で育てられ、サメー島に嫁いだ。夫はエウリュロコスとする古注がある。
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解説
概要
クティメネー(Κτιμένη / Ktimene)は、イタケー王ラーエルテースと妃アンティクレイアの末娘で、オデュッセウスの妹である。『オデュッセイア』で一度だけ、豚飼いエウマイオスの思い出話のなかに名が現れる。
神話・物語
『オデュッセイア』第15巻で、身分を隠したオデュッセウスに、エウマイオスは自分の生い立ちを語る。王子として生まれながら幼くしてさらわれ、ラーエルテースに買い取られた彼を、王妃アンティクレイアは末娘クティメネーと一緒に分け隔てなく育てた。二人が年頃になると、クティメネーは多くの結納を受けてサメー島へ嫁ぎ、エウマイオスは衣と履物を与えられて田舎の豚の番に出された。そのとき以来、エウマイオスはアンティクレイアに深い恩を感じていると語る。
夫の名はホメーロスには出てこない。古注は、オデュッセウスの部下エウリュロコスを彼女の夫とする。エウリュロコスが『オデュッセイア』で主人の姻戚と呼ばれることからの推定である。
図像と象徴
固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。
系譜と関係
父はラーエルテース、母はアンティクレイア、兄はオデュッセウス。夫はエウリュロコス(古注)。
文化的足跡
奴隷の身となった王子と、王の娘が乳兄妹として育ったという設定は、エウマイオスの忠誠の由来を語るもので、主人の家族を懐かしむ老僕の語りとして『オデュッセイア』の後半を支えている。
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領分・別名
親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。
◆
アンティクレイア
母
収載データなし
04
資料
Wikipedia
Wikidata
Q1790803 — 骨格データの出典