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車公
PLATE — CHE KUNG
SINÆ · 中国神話・道教
CHE KUNG

車公

車公 · 車大元帥 · Che Kung

車公の像/CC BY-SA 3.0 CC BY-SA 3.0

もと南宋の軍の指揮官で、疫病を鎮める神となった香港の地方神。明末に沙田で疫病が流行した際、像を担いで巡行したところ収まったと伝えられる。廟の風車を回すと運が転じるとされ、旧正月三日に香港全体の運勢を占う籤が引かれる。

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解説

概要

車公(車大元帥)は、中国の民間信仰の神で、南宋の武将が神として祀られたものとされ、香港で篤く信仰されている。反乱を鎮めたことと、皇帝への忠誠で名高かったと伝えられ、同時に疫病を抑え、医術に長けた者としても語られる。香港の沙田(シャティン)にある車公廟は、旧正月に数万人が参拝する廟として知られる。

信仰

明末、沙田の一帯で疫病が流行したとき、村人たちが車公の像を担いで村を巡ると、疫病が収まったと伝えられる。これをきっかけに車公廟が建てられた。

車公廟には大きな風車が置かれ、参拝者はこれを回して運気の好転を願う。神の姓の「車」と、車輪を回す所作とを結びつけたものとみられる。

旧正月三日は「赤口」と呼ばれ、口論を招きやすいとして外出を控える日とされるが、この日には車公廟に参るのが慣わしになっている。香港の郷議局の代表がこの日に香港全体の一年の運勢を占う籤を引き、その結果は新聞やテレビで報じられる。

図像と象徴

甲冑をまとった将軍の姿で表される。主画像は、車公の像である。

系譜と関係

香港の地方神で、天后と並ぶ。

文化的足跡

沙田の車公廟は香港で最も参拝者の多い廟の一つで、旧正月三日には数万人が訪れる。

なお道教と中国の民間信仰は今日も信仰されている生きた伝統であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q846838 — 骨格データの出典