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PLATE — ΚΕΣΤΡΙ͂ΝΟΣ
HELLAS · ギリシア神話
ΚΕΣΤΡΙ͂ΝΟΣ

ケストリーノス

ケストリノス · Cestrinus · Kestrīnos

ヘレノスとアンドロマケーの子。異父兄モロッソスが王位を継いだため、エーペイロス人の一部を率いて北方へ移住し、その地ケストリネーの名祖となった。

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解説

概要

ケストリーノス(Κεστρῖνος)は、ギリシア神話の人物である。トロイア王プリアモスの子ヘレノスアンドロマケーの子で、モロッソス、ピエロス、ペルガモスと異父兄弟にあたる。

神話・物語

トロイア陥落後、ネオプトレモスはアンドロマケーとヘレノスを伴ってエーペイロス地方に移住し、ヘルミオネーと結婚した。しかしヘルミオネーとのあいだに子はなく、アンドロマケーとのあいだにモロッソス、ピエロス、ペルガモスの三子をもうけた。

その後ネオプトレモスがオレステースに殺されると、アンドロマケーはヘレノスと結婚し、ケストリーノスを産んだ。

ヘレノスは死に際してモロッソスに王位を与えた。そのためケストリーノスは一部のエーペイロス人を率いてテュアミス川を渡った北方の地に移住し、これを領地として得た。その地はケストリーノスにちなんでケストリネーと呼ばれた。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

この人物の系譜は、トロイアの生き残りがギリシア本土に王家を築くという構図の一端をなす。母アンドロマケーはヘクトールの寡婦、父ヘレノスはトロイアの予言者。その子がエーペイロスの一地方の名祖になる。トロイアの血統が、ギリシアの西北部に根を下ろしたことになる。

系譜と関係

父はヘレノス、母はアンドロマケー。異父兄弟はモロッソス、ピエロス、ペルガモス。

モロッソスはモロッシア人の名祖であり、その王家からはアレクサンドロス大王の母オリュンピアスが出る。ケストリーノスの兄弟の系譜が、歴史上の王家に接続している。

文化的足跡

日本語圏でこの名が挙げられることはまずない。パウサニアースの記述にのみ拠る人物であり、地名の由来として記憶されている。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1045153 — 骨格データの出典