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アルペイオス
PLATE — ἈΛΦΕΙΌΣ
HELLAS · ギリシア神話
ἈΛΦΕΙΌΣ

アルペイオス

アルペイオス · アルペイウス · Alpheus

シュラクサイのゲローン王のテトラドラクマ銀貨(前485年)。アレトゥーサの頭部/CC BY-SA 2.5 CC BY-SA 2.5

オリュンピアを流れる川の神。ニュンペーのアレトゥーサに恋して追い、彼女が泉に変えられたのちも海の下を流れて合流したという。シュラクサイのアレトゥーサの泉が塩気を持たないことが伝説の根拠とされた。

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解説

概要

ギリシア神話において、アルペイオス(Alpheus、「白みがかった」の意)は、同名の川を体現した河神であった。

大半の河神と同じく、アルペイオスはティーターンのオーケアノスとその姉妹にして妻テーテュースの子であった。

神話・物語

アレトゥーサ。 アルペイオスは、アルテミスの従者であるニュンペーのアレトゥーサに恋した。彼女は逃げ、シケリアのオルテュギア島まで至った。アルテミスは彼女を泉に変えて助けたが、アルペイオスは川となって海の下を流れ、その泉と合流したという。

シュラクサイのアレトゥーサの泉は、今日も実在する淡水の湧き水であり、海に近いにもかかわらず塩気がない。この事実が、伝説の根拠とされた。

ヘーラクレース。 ヘーラクレースの第五の功業——アウゲイアース王の家畜小屋の掃除——において、ヘーラクレースはアルペイオス川とペーネイオス川の流れを変えて小屋に導き、一日で掃除を終えた。

オリュンピア

アルペイオス川はオリュンピアを流れる。古代オリュンピア競技祭の聖域は、この川とクラデオス川の合流点に位置した。

競技祭においてアルペイオスへの供犠が行われ、ゼウス・オリュンピオスに次ぐ位置を占めた。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、シュラクサイのゲローン王のテトラドラクマ銀貨である(前485年)。アレトゥーサの泉の伝説に関わる都市の貨幣で、女神アレトゥーサの頭部が刻まれる。

海の下を流れて恋人と合流するという主題が、この河神を規定する。地理的に離れた二つの水が、地下でつながっているという観念である。

関わる神格・伝承

父はオーケアノス、母はテーテュース。アレトゥーサを追った。三千の河神の一柱。

文化的足跡

シュラクサイのアレトゥーサの泉は、今日も観光の対象であり、パピルスが自生することでも知られる。

コールリッジ『クーブラ・カーン』の「聖なる川アルフ」は、この名に由来する。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q20801654 — 骨格データの出典