後2〜4世紀のアレクサンドリアで成立したとされるギリシア語の動物譚。実在・架空の動物を一つずつ挙げ、その生態をキリスト教の教義の寓意として読み解く。フェニックスの再生は復活に、セイレーンの歌は世俗の誘惑に配される。ラテン語をはじめ各国語に訳され、中世の動物寓意譚の直接の母胎となった。古代の博物誌が中世ヨーロッパへ幻獣像を運んだ主要な経路であり、原典の記述と後世の像とを隔てる分水嶺でもある。
GLOSSARIUM · PHYSIOLOGUS
後2〜4世紀のアレクサンドリアで成立したとされるギリシア語の動物譚。実在・架空の動物を一つずつ挙げ、その生態をキリスト教の教義の寓意として読み解く。フェニックスの再生は復活に、セイレーンの歌は世俗の誘惑に配される。ラテン語をはじめ各国語に訳され、中世の動物寓意譚の直接の母胎となった。古代の博物誌が中世ヨーロッパへ幻獣像を運んだ主要な経路であり、原典の記述と後世の像とを隔てる分水嶺でもある。