前3千年紀末に成立したとみられるシュメール語の長篇。冒頭句 lugal-e(「王よ」)が通称となり、728行・最大13枚の粘土板に写された。石の軍勢を率いる悪魔アサグとの戦い、倒した石を積んで山を築き水路を整える治水、そして敗れた49種の石に用途と運命を割り当てる裁定という三つの主題を一続きに語る。武勲譚と農耕神話が同じ神の事績として結ばれる点に、ニヌルタという神の二面性がよく表れている。のちにアッカド語へ訳された。
GLOSSARIUM · LUGAL-E
前3千年紀末に成立したとみられるシュメール語の長篇。冒頭句 lugal-e(「王よ」)が通称となり、728行・最大13枚の粘土板に写された。石の軍勢を率いる悪魔アサグとの戦い、倒した石を積んで山を築き水路を整える治水、そして敗れた49種の石に用途と運命を割り当てる裁定という三つの主題を一続きに語る。武勲譚と農耕神話が同じ神の事績として結ばれる点に、ニヌルタという神の二面性がよく表れている。のちにアッカド語へ訳された。