16世紀末に古典ケチュア語で書かれた文書。ペルーのワロチリ地方に伝わる神話・宗教観念・慣習を記す。先住民の言語で記された、アンデスの伝統的信仰を伝える唯一の文献であり、「アンデスの聖書に最も近いもの」と評される。カトリックの司祭フランシスコ・デ・アビラが偶像崇拝を摘発する目的で聞き書きさせたものであり、消そうとして記録したものが今日その伝統を知る唯一の手がかりになっている。山の神パリアカカとワリャリョ・カルウィンチョの争い、クニラヤとカウィリャカの物語などを含む。写本はマドリードのスペイン国立図書館に所蔵される。
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