ヴェーダとは別系統の権威をもつ聖典群で、シヴァ派のシャイヴァ・アーガマ、ヴィシュヌ派のパーンチャラートラ、女神信仰のタントラなどに分かれる。おおむね5世紀から12世紀にかけて編まれ、教理・ヨーガ・儀礼・造像の四部構成をとるものが多い。とりわけ造像と伽藍の規定は具体的で、至聖所・供物台・乗騎堂を結ぶ軸線の取り方から、像の持物・装身具・寸法までを指示する。南インドの寺院建築と図像がおおむね一定の型を保つのは、この規範に負うところが大きい。
GLOSSARIUM · ĀGAMA
ヴェーダとは別系統の権威をもつ聖典群で、シヴァ派のシャイヴァ・アーガマ、ヴィシュヌ派のパーンチャラートラ、女神信仰のタントラなどに分かれる。おおむね5世紀から12世紀にかけて編まれ、教理・ヨーガ・儀礼・造像の四部構成をとるものが多い。とりわけ造像と伽藍の規定は具体的で、至聖所・供物台・乗騎堂を結ぶ軸線の取り方から、像の持物・装身具・寸法までを指示する。南インドの寺院建築と図像がおおむね一定の型を保つのは、この規範に負うところが大きい。