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PLATE — TABALDAK
SEPTENTRIO · 北米先住民の神話
TABALDAK

タバルダク

タバルダク · Tabaldak

北東部のアベナキのアルゴンキン系の人々の両性の創造者で、名は「持ち主」を意味する。はじめ石から人を作ったが心が冷たすぎたので砕き、次に木から作ってアベナキの人々が生まれた。自ら自分を作った変身者オジホドだけは、タバルダクの創造物ではない。

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解説

概要

タバルダク(「持ち主」)は、北アメリカ北東部のアベナキの人々など、アルゴンキン系の人々の伝承に語られる創造者である。性別を越えた存在とされる。はじめ石から人を作ったが、その心が冷たすぎたために砕いて撒き、次に木から作った人がアベナキの人々となったという。自らを自分で作った変身者オジホドだけは、タバルダクが作ったものではない。

なお本サイトの分類では、北米先住民の神話の体系に含めて扱う。

石の人と木の人

タバルダクは、はじめ石から人を作った。しかし石の人々の心は冷たすぎた。タバルダクは石の人々を砕き、アベナキの土地に撒き散らした。大地に散らばる石は、その名残だとされる。次にタバルダクは木から人を作り、それがアベナキの人々となった。最初の試みがうまくいかず、次の試みで人が生まれるという型は、マヤの『ポポル・ヴフ』で、泥の人、木の人を経てトウモロコシの人が生まれる物語にも見られる。

自らを作った者

タバルダクが作らなかった唯一の存在がオジホドである。その名は「何かから自らを作った者」と訳される。はじめ、オジホドには手しかなかったため、身体を整えるのにタバルダクの助けを借りた。けれども身体が揃ったときには、オジホドはすでに世界を自分の好みに変えはじめていた。オジホドは、山や川を形づくった変身者なのである。生き物を作る創造者と、地形を形づくる変身者とが役割を分け合うという構成は、北米の神話に広く見られる。

資料について

タバルダクについての記述は、20世紀の民族誌や再話に基づいている。アベナキの伝承の記録には、地域や記録者によって揺れがある。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

関わる伝承

アベナキの文化英雄グルースカップとともに、アルゴンキン系の伝承に属する。

文化的足跡

日本語でこの名が挙げられることはまずない。

なお北米先住民の伝統は今日も継承されている生きた文化であり、物語が特定の氏族や個人に属する場合もある。本項の記述はその伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

収載データなし
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資料

Wikidata
Q7672877 — 骨格データの出典