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PLATE — सदापरिभूत
DHARMA · 仏教の尊格
सदापरिभूत

常不軽菩薩

じょうふきょうぼさつ · サダーパリブータ · 不軽菩薩

法華経に登場し、すべての人に「あなたは仏になる」と礼拝し続け、辱められ打たれても離れた場所から同じ言葉を繰り返した菩薩。釈迦の前世とされる。名は四義の掛詞。宮沢賢治が傾倒した。

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解説

概要

常不軽菩薩(梵 Sadāparibhūta)とは、『法華経』常不軽菩薩品第二十に登場する菩薩である。

人をみると「私はあなた方を尊敬して決して軽くみることはしない。あなた方はみな修行して仏陀となる人々だから」と言い、人々に辱められ打たれると、その場を逃げ、離れた場所から再び同じ言葉を繰り返したという。そこでこの名がある。

名の掛詞

「常不軽」のサンスクリット原本での名前は「サダーパリブータ」である。この名前はサンスクリット語では四つの意味を持つ掛詞となっている。

サダー(常に)+パリブータ(軽んじられた)、サダー(常に)+ア・パリブータ(軽んじられなかった)の二通りの連声の結果であると解釈でき、さらに過去受動分詞は能動の意味も持ちうる。よってこの名は、(相手を)常に軽んじない人、(相手を)常に軽んじたと相手に思われてしまった人、(相手から)常に軽んじられた人、(相手から)常に軽んじられなかった人、という四つの意味の掛詞になっている。

漢訳の「常不軽」は、このうち「常に軽んじない」の意味を採ったものである。

法華経における位置

常不軽菩薩品において、釈迦は自らの前世がこの菩薩であったと明かす。すべての人に仏性があるという法華経の教えを、礼拝という行為によって実践した菩薩である。

辱められても礼拝を続けたこの菩薩は、臨終に際して法華経の偈を聞いて六根清浄を得、寿命を延ばして法華経を説いた。かつて彼を辱めた者たちは、その罪によって地獄に堕ちたのち、再び彼の教化を受けたという。

図像と象徴

固有の図像は乏しく、本サイトも主画像を掲げない。

礼拝する姿が、この菩薩の唯一の造形である。持物も特徴的な姿もなく、ただ人に向かって合掌し礼拝する。

すべての人を礼拝するという行為が、この菩薩を規定する。相手が誰であれ、将来仏になる者として敬う。法華経の一切皆成仏の思想を、教理ではなく身体の動作として示している。

関わる神格・伝承

釈迦の前世。法華経の菩薩。

日蓮は、自らが法華経のために迫害を受けることを、常不軽菩薩の行に重ねた。「不軽の行」は日蓮宗において実践の模範とされる。

文化的足跡

宮沢賢治は、常不軽菩薩に深く傾倒し、その生涯を「不軽菩薩」の行として意識していたとされる。詩「雨ニモマケズ」の末尾にはこの菩薩の名が記されている。

なお仏教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1544983 — 骨格データの出典