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ラーニー・バティヤーニー
PLATE — RANI BHATIYANI
BHARATA · ヒンドゥー神話
RANI BHATIYANI

ラーニー・バティヤーニー

ラーニー・バティヤーニー · マージーサー · ブアーサー

Ompalsbhati CC BY-SA 3.0

ラージャスターン西部やシンドで祀られる女神。ジョーギダースのバーティー家の王女スワループがジャソールのラートール家に嫁ぎ、息子の毒殺あるいはサティーによって亡くなったのち、霊を鎮めるために祀られたと伝えられる。吟遊楽師マンガニヤールに篤く敬われる。

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解説

概要

ラーニー・バティヤーニーは、インド西部のラージャスターン州西部やカシュミール、パキスタンのシンド地方で祀られるヒンドゥーの女神である。主な寺院は、バールメール県のジャソールと、生地とされるジャイサルメール県のジョーギダースにある。とりわけ吟遊楽師のメラーシー・マンガニヤールの共同体に篤く敬われている。ヒンドゥーの体系に含めて扱う。

神話・物語

ラーニー・バティヤーニーの名はスワループといい、ジャイサルメール県の小国ジョーギダースのラージプートの王女であった。父ジョーグラージ・スィンがバーティー氏族に属していたため、バティヤーニーと呼ばれた。彼女はジャソールのラートール家の王子カリヤーン・スィンに嫁いだ。

その死にはいくつかの伝承がある。ある伝承では、カリヤーン・スィンの嫉妬深い第一の妃デーヴリーが、バティヤーニーの息子ラール・スィンを毒殺した。別の伝承では、夫が戦で死んだという報せが届くが、実際に死んだのは義弟のサワーイー・スィンであった。この噂は、彼女を退けて別の妻を迎えようとした夫が流したものだったという。夫が生きていると知っても、彼女はサティーを行う決意を変えず、義弟の火葬の薪に身を投じた。その死ののち、カリヤーン・スィンの家に災いが続いたため、その霊を鎮めるためにジャソールに祠が建てられ、彼女は恵み深い霊に変わったとされる。

信仰

ドーリー(歌い手)の共同体の女性たちは、ジャイサルメールの王女として女神を讃えるグーマルの歌を歌う。女神は最初にドーリーの前に姿を現したといわれる。マージーサー(「母」)とも呼ばれ、ジョーギダースではブアーサーとも呼ばれる。

図像と象徴

主画像は、ラーニー・バティヤーニーを描いた図である。

系譜と関係

ジョーギダースのバーティー家の出で、ジャソールのラートール家に嫁いだ。

文化的足跡

2020年、パキスタンのタールパールカル県にあるラーニー・バティヤーニーの寺院が荒らされ、像が壊されて聖典が焼かれた。

なおヒンドゥー教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q6785893 — 骨格データの出典