PLATE — ŌPŌCHTLI
AZTECA · アステカ神話
ŌPŌCHTLI
オポチトリ
オポチトリ · アミミトル · Opochtli
アステカの漁と水鳥の猟の神で、名は「左」を意味する。網・竿・鳥の罠・投槍器を人に与えたとされ、湖上の都テノチティトランの漁師が祀った。雨の神トラロックに仕えるトラロケの一柱。
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解説
概要
オポチトリ(Opōchtli)は、アステカで漁と水鳥の猟をつかさどる神である。名はナワトル語で「左」「左側の者」を意味する。雨と水の神トラロックに仕える小さな雨の神々(トラロケ)の一柱とされた。
神話・物語
伝えによれば、オポチトリは網、舟を進める竿、水鳥を捕らえる罠、そして投槍器(アトラトル)を考え出して人に与えたとされる。湖上の都テノチティトランとその周辺では、漁と水鳥の猟が日々の糧を支えており、漁師や鳥を捕る者たちがこの神を祀った。
図像と象徴
図像の手がかりは多くない。20世紀初めの神話辞典にはイルカに乗る姿で描かれるとする記述があり、そこから広まった説明も見られるが、古い絵文書での典拠ははっきりしない。本サイトの主画像は、オポチトリを描いた図である。
「左」を意味する名は、ウィツィロポチトリ(「左のハチドリ」、あるいは「南のハチドリ」)の名にも含まれる。太陽の沈む西を向いたときに左手が南にあたることから、「左」は南の方角とも結びつけられた。
系譜と関係
トラロケの一柱。漁にかかわる神として、アミミトルやアトラワと性格が重なり、混同されることもある。
文化的足跡
テノチティトランを囲む湖は、スペインによる征服ののち排水と干拓が進められて大部分が失われ、湖の漁とその神の祭祀も途絶えた。
なおメソアメリカの先住民の伝統は今日も継承されている生きた文化であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。
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領分・別名
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資料
Wikipedia
Wikidata
Q2027010 — 骨格データの出典