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PLATE — ΜΝΉΜΗ
HELLAS · ギリシア神話
ΜΝΉΜΗ

ムネーメー

ムネメ · Mneme · Mnēmē

「記憶」を意味する古きムーサ三柱の一柱。修練(メレテー)・記憶・歌(アオイデー)という詩の成立の三段階を表す。九柱のムーサに先立つ古い伝承に属する。

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解説

概要

ムネーメー(Μνήμη / Mneme)は、「記憶」を意味する名をもつムーサである。九柱のムーサが定まる以前の、三柱のムーサの一柱として伝えられる。ほかの二柱はメレテー(修練)とアオイデー(歌)である。

神話・物語

パウサニアース(9.29.1〜4)は、ボイオーティアのヘリコーン山でムーサたちを最初に祀ったのは、巨人アローエウスの子オートスとエピアルテースであり、二人はムーサを三柱とし、メレテー、ムネーメー、アオイデーと名づけたと伝える。後にマケドニアのピーエロスが来て九柱とし、今の名を与えたという。

ムーサの数と系譜は古くから一定しなかった。ヘーシオドス『神統記』は九柱をゼウスとムネーモシュネーの娘とするが、前7世紀の詩人アルクマーンは、ムーサをウーラノスとガイアの娘としたと伝えられる。デルポイでも三柱のムーサが祀られていたと伝えられる(プルータルコス)。

口伝えの詩の世界では、節を覚え、繰り返し練習し、それを歌うことが詩人の仕事の中心であった。修練・記憶・歌という三柱の名は、その営みの段階をそのまま神格の名にしたものと考えられる。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

系譜と関係

姉妹はメレテーとアオイデー。九柱のムーサの母とされる記憶の女神ムネーモシュネーと、同じ「記憶」の語を名にもつ。

文化的足跡

木星の衛星ムネメは、この名による。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q690388 — 骨格データの出典