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PLATE — АЛАТЫРЬ
SLAVI · スラヴ神話
АЛАТЫРЬ

アラティリ

アラティリ · アラトゥイリ · Alatyr

ロシアの民間伝承における聖なる石で「すべての石の父」「大地のへそ」とされる。大海のブヤン島にある白く燃える石であり、呪文の大半がこの石に言及する定型句で始まる。呪う者が言葉によって自らを世界の中心に置く。

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解説

概要

アラティリ(Алатырь)は、スラヴの民間伝承のうち、ロシアの霊歌と呪文に現れる聖なる石である。「すべての石の父」と呼ばれ、大海の島ブヤンにあって世界の中心をなすとされる。白く燃える石とも形容され、癒しの力をもつ。

神話・物語

民衆の霊歌『鳩の書』(ゴルビーナヤ・クニーガ)は、アラティリをすべての石の父と呼び、世界の臍、大海のただなかのブヤン島にある祭壇と結びつける。霊歌によれば、石の下からは世界を養い病を癒す泉が湧き出し、石の上には世界樹が立つ。石は賢い蛇ガラフェナと鳥ガガナに守られ、聖なる文字が刻まれているともいう。

ロシアの呪文(ザゴヴォル)の多くは、「海の上、大海の上、ブヤン島に、白く燃える石アラティリがある」といった句から始まる。恋の呪文ではこの石が尽きることのない力とされ、病を祓う呪文では、鴉に病を大海へ運ばせて白い石の上に置かせる。唱える者は言葉の上で世界の中心に立ち、そこから力を引き出すのである。

図像と象徴

古い図像は伝わらない。現代のスラヴ系の新異教運動では、八芒星の文様が「アラティリ」と呼ばれるが、伝承の石との関係は確かめられない。

系譜と関係

ブヤン島とともに語られ、呪文の定型句の中心をなす。世界の中心に石を置く観念は、ギリシアのデルポイの臍石(オムパロス)と比べられる。

文化的足跡

語源は定まっていない。琥珀を指す語(ロシア語ヤンタリ)と結びつける説、ラトガレ(ラトヴィア東部)の石、すなわち琥珀を指すとするロマン・ヤコブソンの説、「白く燃える」を意味するイラン語に由来するとみる説、祭壇(アルタリ)と関係づける説などがある。

なおスラヴの民間伝承は今日も語り継がれており、本項の記述はその伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q2377678 — 骨格データの出典
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Alatyr (mythology) — 図像カテゴリ