鎌倉時代前期に成立した説話集で、編者は不詳。約二百話を収める。『今昔物語集』と重なる話も多いが、教訓を前面に出さず、平明な和文で語る点に特色がある。瘤取り爺、わらしべ長者、雀の恩返しなど、後の昔話の原型となった話を多く含む。鬼が宴を開いて人を踊らせる話のように、怪異が必ずしも恐ろしいだけの存在として描かれないのも、この集の持ち味である。
GLOSSARIUM · UJI SHŪI MONOGATARI
鎌倉時代前期に成立した説話集で、編者は不詳。約二百話を収める。『今昔物語集』と重なる話も多いが、教訓を前面に出さず、平明な和文で語る点に特色がある。瘤取り爺、わらしべ長者、雀の恩返しなど、後の昔話の原型となった話を多く含む。鬼が宴を開いて人を踊らせる話のように、怪異が必ずしも恐ろしいだけの存在として描かれないのも、この集の持ち味である。