アケト季(増水期)第2の月に催されたテーベ最大の祭。テーベ三柱神の像を載せた聖船が、カルナックからルクソール神殿までおよそ2キロを渡る。行路はスフィンクス参道を人が担ぐ形と、ナイルを聖船ウセルハト・アメンで遡る形とがあり、時代によって入れ替わった。ルクソール神殿では王とアメンの神婚が演じられ、王は改めて戴冠されて神の子としての資格を更新する。トトメス3世の頃は11日間、ラメセス3世の治世初めには24日、その末年には27日へと延びた。ルクソールでは今日も聖者アブー・アル=ハッガーグの生誕祭で舟が市中を巡り、行列の形式だけが残っている。
GLOSSARIUM · OPET FESTIVAL