6世紀から9世紀にかけて、タミル語圏でシヴァへの信愛(バクティ)を歌った聖者たちの総称。名は「導く者」を意味する。チャンデーシャをはじめ一般に六十三人が数えられ、バラモンから漁師、猟師、陶工、身分秩序の外に置かれた者までを含む。彼らの歌はテーヴァーラムなどに編まれ、シヴァ派の聖典テーヴァーラム十二巻の中核をなした。12世紀のセーッキラール『ペリヤ・プラーナム』が六十三人の伝記を集成し、今日まで読み継がれている。ヴィシュヌ派のアールヴァールと対をなす存在であり、両者は南インドのバクティ運動を担った二つの流れとして並べて論じられる。寺院には六十三人の像が一列に配されることが多い。
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