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GLOSSARIUM · MAMMISI

マンミシ

大きな神殿の前面に付設された小神殿で、末期王朝期以降に建てられた。語はコプト語の「生まれる場所」に由来し、シャンポリオンが用いはじめた訳語である。三柱一組の神々を祀る神殿では、女神がその子を産む場としてこの建物が置かれ、子神の誕生が毎年祝われた。生まれる子は在位の王と重ね合わされ、壁面には神婚の場面が刻まれる。タウエレトベスクヌムといった出産に関わる神々が好んで描かれた。デンデラ、エドフ、コム・オンボ、フィラエなどに現存し、多くはプトレマイオス朝からローマ期の造営である。王権の更新を建築として毎年繰り返すための装置であった。

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