テッサリア北部のペーネイオス川流域に住んだと伝えられる部族。王イクシーオーンとその子ペイリトオスの名で知られる。ペイリトオスの婚礼に招かれたケンタウロス族が酒に酔って花嫁を奪おうとしたことから乱闘となり、テーセウスの助力を得たラピテースが彼らをテッサリアから追った。この「ケンタウロマキアー」は前5世紀のアテーナイで、野蛮に対する秩序の勝利を示す図像として好まれ、パルテノン神殿のメトープやオリュンピアのゼウス神殿の破風に大きく刻まれている。ケンタウロス族はイクシーオーンの子とされるため、両者の争いは血族間の抗争でもある。
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