鳥山石燕の妖怪画集四作のうち第三作で、天明元年(一七八一)に刊行された。上中下の三巻をそれぞれ「雲」「霧」「雨」と題し、天象になぞらえて妖怪を配する構成をとる。『画図百鬼夜行』『今昔画図続百鬼』に続くもので、中国の志怪や日本の説話から題材を引き、解説文に典拠となる語句を添える方法が徹底されている。青行燈・土蜘蛛・以津真天などを収める。巻末に「隠れ里」を置く趣向は、続く『百器徒然袋』の宝船と同じ発想による。
GLOSSARIUM · KONJAKU HYAKKI SHŪI
鳥山石燕の妖怪画集四作のうち第三作で、天明元年(一七八一)に刊行された。上中下の三巻をそれぞれ「雲」「霧」「雨」と題し、天象になぞらえて妖怪を配する構成をとる。『画図百鬼夜行』『今昔画図続百鬼』に続くもので、中国の志怪や日本の説話から題材を引き、解説文に典拠となる語句を添える方法が徹底されている。青行燈・土蜘蛛・以津真天などを収める。巻末に「隠れ里」を置く趣向は、続く『百器徒然袋』の宝船と同じ発想による。