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GLOSSARIUM · DA TANG SANZANG QUJING SHIHUA

大唐三蔵取経詩話

北宋末から南宋にかけて成立したとみられる講釈台本(話本)。玄奘三蔵の取経の旅を語る現存最古の通俗物語で、のちの『西遊記』へ至る系譜の起点に置かれる。ここでは玄奘に従うのは猴行者(こうぎょうじゃ)と名乗る白衣の書生であり、孫悟空の原型と目される。深沙神(じんじゃしん)が流沙の砂漠に現れる場面もあり、沙悟浄の源流と推測されている。『西遊記』が一人の作者の創案ではなく、宋元以来の説話・雑劇の累積の上に成ったことを示す資料である。

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