アマトル紙に屏風折りで描かれたアステカの絵文書。パリのブルボン宮図書館に伝わることからこの名がある。前半はトナルポワリの20のトレセーナを守護神とともに描き、後半は52年の暦周期と年間の祭祀を扱う。図様は純然たる先スペイン期の様式を示す一方、日付に添えられた注記はスペイン語であり、征服直前の作か直後の作かで見解が分かれる。人皮をまとった女神が幼い神を産み落とす第13トレセーナの図は、アステカ図像のなかでも最もよく引かれるものの一つである。
GLOSSARIUM · CODEX BORBONICUS