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GLOSSARIUM · ANEMOI

アネモイ

ギリシア神話における風の神々の総称。主要な四柱は、冬の冷気を運ぶ北風ボレアース、晩夏と実りの秋を運ぶ南風ノトス、春のそよ風である西風ゼピュロス、そして東風エウロスである。『神統記』は星空の神アストライオスと暁の女神エーオースの子とする。突風そのものとして語られることも、有翼の人として擬人化されることもあり、『オデュッセイア』では風神アイオロスの厩に繋がれた馬として描かれた。アテーナイの「風の塔」(前1世紀)は八方の風を名入りの浮彫で表しており、北面の厚着の老人ボレアースと西面の花を抱えた若者ゼピュロスの対比は、季節と気質の違いがそのまま造形になった例として名高い。ローマではウェンティー(Venti)と呼ばれ、名は異なるが性格はほぼ重なる。

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