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PLATE — ὈΪΖΎΣ
HELLAS · ギリシア神話
ὈΪΖΎΣ

オイジュス

オイジュス · オイジス · ミセリア

苦痛と悲惨の擬人化で、ニュクスが父なくして生んだ子の一柱。固有の神話を持たず、『神統記』の系譜のなかで名が挙げられるのみである。ローマではミセリアと呼ばれた。

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解説

概要

オイジュス(Ὀϊζύς / Oizys)は、苦しみ・悲嘆を擬人化した存在である。ヘーシオドス『神統記』では、ニュクスが夫なしに生んだ子の一柱として名だけが挙げられる。固有の物語も図像も伝わらない。ローマの著者はこれをミセリア(悲惨)と呼んだ。

神話・物語

『神統記』(211〜232行)は、ニュクスの子らを次々に並べる。モロス(定め)、ケール、タナトス(死)、ヒュプノス(眠り)と夢の一族、モーモス(非難)と「苦しみに満ちた」オイジュス、ヘスペリデス、モイライ、ネメシス、アパテー、ピロテース、ゲーラス、そしてエリスである。

夜が父なしに生んだ子らは、人間の生を苦しめるものの目録になっている。オイジュスはその一つとして名を挙げられるだけで、以後の文学にも神として現れることはほとんどない。

普通名詞としてのオイジュスは、ホメーロスやヘーシオドスで「苦難」「惨めさ」を表す詩語であり、オデュッセウスの流浪の辛苦などを言うのにも用いられる。

キケロー『神々の本性について』(3.44)とヒュギーヌス『神話集』序は、夜とエレボスの子らの一覧にミセリアを含めている。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

系譜と関係

母はニュクス。ローマの著者は父をエレボスとする。同じ母から生まれた兄弟に、モーモス、ゲーラス、アパテー、エリスなど。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

フル系図ページを開く →
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資料

Wikidata
Q1365927 — 骨格データの出典