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PLATE — IQIQU
INCA · インカ神話
IQIQU

エケコ

イキク · エケコ人形 · Ekeko

アルティプラーノの豊かさと繁栄の神。ティワナク期の小像に遡り、今日はラパスのアラシタスの市(1月24日、無形文化遺産)の主役。ミニチュアの品を背負わせ煙草を吸わせると願いが叶うとされる。

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解説

概要

エケコ(現代アイマラ語 Iqiqu)は、アルティプラーノの人々の神話と民間伝承における、ティワナク(先コロンブス期文明)の豊かさと繁栄の神である。

大衆文化における主要な重要性は、毎年1月24日にボリビアのラパスで開かれるアラシタスの市の主役としてである。ボリビア西部で人気の、幸運と繁栄の伝統的な神である。ペルーではプーノで毎年5月3日に主要な祭が営まれる。

信仰

名は、コリャスーユ(インカ帝国の南部領域)の古い幸運と繁栄の神エカコあるいはエカコの変化に由来し、エケコとして広まった。エカコは、災いが家を襲ったときに呼ばれた。

今日のエケコは、口髭を蓄えた小柄な男の像で、伝統的なアンデスの衣をまとい、両腕を広げ、身体中にミニチュアの品——家、車、紙幣、食料、旅券——を負っている。願い事の品をミニチュアで買い、エケコに背負わせ、煙草を吸わせると、その年のうちに本物が手に入るとされる。

図像と象徴

固有の古い図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。アラシタスのポスターや像の写真は存在するが、現代の商業的な図であるため採用しない。

この神を規定するのは、先コロンブス期から現代への連続性である。ティワナク期の小像——背中に荷を負った小人——がエケコの原型とされ、植民地期を経て、今日のアラシタスの市の主役になった。

煙草を吸わせるという習俗は、植民地期以降のものである。像の口に火のついた煙草を差し、煙が出ればエケコが満足しているとされる。

関わる神格・伝承

パチャママと並んで、アンデスの民間信仰において最も日常的に祀られる神格である。国家祭祀の神々——インティビラコチャ——が植民地化とともに消えたのに対し、エケコは民間で生き延びた。

文化的足跡

アラシタスの市は、2017年にユネスコの無形文化遺産に登録された。ラパスの市では、ミニチュアの品々が売られ、正午に一斉に買われる。

2014年、スイスのベルン歴史博物館は、1858年に持ち出されたエケコ像をボリビアに返還した。文化財返還の象徴的な事例として報じられた。

なおエケコの信仰は今日も続く生きた伝統である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q544590 — 骨格データの出典