アヴェスター語で「魂」を意味する語(urvan)。ゾロアスター教では人の非物質的な側面をいくつかの部分に分けて考え、ウルワンは現世に送り出されて善悪の戦いに加わる部分にあたる。死後三日は遺体のかたわらに留まり、四日目の朝に裁きを受けて、フラワシのもとへ帰り、地上での経験をそこに納めるとされる。ただし両者の区別は経典のなかでも一貫せず、重ねて語られる箇所もある。日本では、岩本裕が「盂蘭盆」の語源をこの語に求める説を提出した。通説はサンスクリットのウッランバナ(倒懸)である。
GLOSSARIUM · URVAN