女神サティーの遺体の断片が落ちたとされる聖地の総称。「シャクティの座」を意味する。夫シヴァが妻の亡骸を抱いて世界をさまよったとき、ヴィシュヌが円盤で遺体を断ったため、破片が各地に落ちて聖地となったと語られる。数は51、52、108など文献によって異なり、身体のどの部位が落ちたかも対応づけられる。カーマーキヤー(アッサム)、カーリーガート(コルカタ)などが名高い。各地に個別に成立した女神信仰を、一つの神話によって全体の体系へ束ねた枠組みとして重要である。
GLOSSARIUM · SHAKTI PITHA