大棟や降棟の端に据える飾り瓦。奈良時代には蓮華文が主で、鬼面のものが現れるのは平安期以降とされる。正面を睨む面によって厄を退けるという発想に立ち、鬼を退けるのでなく鬼の顔をもって邪を防ぐ点に、この意匠の論理がある。中世以降は寺社から民家まで広く用いられ、家紋や水の字を配したものも作られた。棟飾りとしては、立体として身をそらせる鯱や、沓形の鴟尾と系譜を分かちながら並び立つ。
GLOSSARIUM · ONIGAWARA
大棟や降棟の端に据える飾り瓦。奈良時代には蓮華文が主で、鬼面のものが現れるのは平安期以降とされる。正面を睨む面によって厄を退けるという発想に立ち、鬼を退けるのでなく鬼の顔をもって邪を防ぐ点に、この意匠の論理がある。中世以降は寺社から民家まで広く用いられ、家紋や水の字を配したものも作られた。棟飾りとしては、立体として身をそらせる鯱や、沓形の鴟尾と系譜を分かちながら並び立つ。