行為と、それが必然的に生む結果との連関を指す。漢訳は業(ごう)。もとはヴェーダの祭式行為そのものを指す語であったが、ウパニシャッド以降、思い・言葉・行いのすべてが果報を生み、次の生の在り方を決めるという教義へ展開した。輪廻(サンサーラ)と組みになることで、現世の境遇を過去の行為の帰結として説明する枠組みが成立する。神々もこの理法の外には立たず、果報を配分する役を担う神格が置かれることはあっても、法則そのものを覆すことはできないとされる。仏教・ジャイナ教にも共有され、それぞれ異なる解釈が加えられた。
GLOSSARIUM · KARMA