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GLOSSARIUM · HAYATO

隼人

古代の南九州(薩摩・大隅)に居住したとされる集団の呼称。律令国家との間にたびたび衝突があり、養老四年(七二〇)の隼人の乱を最後に服属したとされる。以後は隼人司のもとで宮廷の警護や、狗吠と呼ばれる声を発する所作、隼人舞などの芸能を担ったと記録される。『日本書紀』は火闌降命を隼人の祖とし、海幸山幸の物語を、弟に屈した兄が溺れる所作を演じて仕える由来譚として語る。ただしこれらはいずれも朝廷側が残した記述であり、隼人自身の伝えではない。服属の正当化として機能した説明であることを踏まえて読む必要がある。

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