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外法

正統な仏法(内法)の外にある術、という意味の語。密教の側から見て正道を外れるとされた呪法を指し、狐・天狗・鬼などの異類を使役して、占い・調伏・蓄財といった現世利益を得る術がこれに数えられた。飯縄法、ダキニ天法、愛宕勝軍神祇秘法などが代表とされる。これらは中世から近世にかけて武将や修験者のあいだに広まる一方、人を惑わす邪法として繰り返し警戒された。『茅窓漫録』が飯縄の術を「人の目を眩惑する邪法悪魔」と記すように、外法は畏怖と忌避の両方をもって語られる。荼枳尼天を本尊とする稲荷信仰の一部も外法と結びつけられ、正統と異端の境が信仰の現場ではしばしば曖昧であったことを示している。

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