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扶桑

中国神話で、東海のかなたの湯谷(とうこく)に立つとされた神樹。『山海経』大荒東経は、この木に十羽の烏が宿り、九羽が枝に、一羽が梢にあって順に空へ昇ると語る。太陽が昇る場所そのものを指す語でもあり、西の果てで日が沈む若木(じゃくぼく)と対をなす。漢代の帛画や画像石には、枝に日輪と三足烏を載せた扶桑が描かれた。のちに扶桑は東方の遠国の名として用いられ、『梁書』の扶桑国の記事などを経て、近世以降の日本では日本の異称としても使われるようになった。

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