ペルシア湾の交易を担った土地で、今日のバハレーン周辺にあたるとみられる。実在の地名でありながら、神話のなかでは性格を変え、病も老いも死もなく獅子が獲物を襲わない清浄の地として語られる。「エンキとニンフルサグ」の舞台はこのディルムンであり、シュメールの洪水神話では、生き延びたジウスドラが神々によって「日の昇る場所」ディルムンに住まわされる。楽土としての描写は、交易相手の地への現実の憧れが投影されたものと解されている。
GLOSSARIUM · DILMUN
ペルシア湾の交易を担った土地で、今日のバハレーン周辺にあたるとみられる。実在の地名でありながら、神話のなかでは性格を変え、病も老いも死もなく獅子が獲物を襲わない清浄の地として語られる。「エンキとニンフルサグ」の舞台はこのディルムンであり、シュメールの洪水神話では、生き延びたジウスドラが神々によって「日の昇る場所」ディルムンに住まわされる。楽土としての描写は、交易相手の地への現実の憧れが投影されたものと解されている。