ディアブラーダは、ボリビアのオルロを中心にアンデス高地で踊られる仮面舞踊で、名は「悪魔の踊り」を意味する。角・牙・見開いた眼をもつ石膏製の巨大な仮面と、刺繍を施した衣装が特徴で、隊列の中心には悪魔の主スーパイが立つ。鉱山労働者の信仰を母体とし、坑内の主とされる存在への畏れと、坑道の聖母(ビルヘン・デル・ソカボン)への祈願が重なり合って成立した。女悪魔の役チナ・スーパイの隊列も加わる。祭礼はカトリックの暦に沿って営まれながら、先スペイン期以来の地下の力への感覚を保っており、2001年にユネスコの無形文化遺産に登録された。
GLOSSARIUM · DIABLADA