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GLOSSARIUM · TOWER OF SILENCE

沈黙の塔

丘の上に築かれた円形の露天構造物で、原語ではダフマ(dakhma)という。ゾロアスター教では土・水・火はいずれも清浄な被造物であり、屍の穢れに触れさせてはならないと考えられた。そのため遺体は塔の床に安置され、禿鷲などの猛禽と日光に委ねられて、残った骨だけが中央の井戸に納められた。「沈黙の塔」は19世紀に英語圏で生まれた呼称であって原語ではない。イランのヤズド近郊とインドのムンバイ周辺に遺構が残る。屍肉を食う鳥を穢れではなく益とみるイランの見方は、この葬法と地続きである。

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