征服後のメキシコで先住民の画工が描き、スペイン人聖職者が注記を書き入れた絵文書。名は所蔵者だったランス大司教シャルル゠モーリス・ル・テリエに由来し、現在はパリのフランス国立図書館にある。内容は365日暦の月ごとの祭、トナルポワリのトレセーナ図、そして年代記の三部からなる。ヴァチカン絵文書A(コデックス・リオス)と共通の祖本に遡るとみられる。図像は先スペイン期の様式を保つが、注記は征服後のヨーロッパ人による解釈であり、両者は区別して読む必要がある。
GLOSSARIUM · CODEX TELLERIANO-REMENSIS