ケンタウロス族とラピタイ族の戦いを指す語。テッサリアのラピタイ王ペイリトオスとヒッポダメイアの婚宴に招かれたケンタウロスたちが、酒に酔って花嫁や女たちを奪おうとし、乱闘に発展した。英雄テーセウスの加勢もあってケンタウロスは討ち払われる。ラピタイ=人間の秩序とケンタウロス=野生・混沌の衝突として、しばしば文明と野蛮の対立の寓意に読まれた。パルテノン神殿のメトープ、オリュンピアのゼウス神殿破風、バッサイのアポロン神殿の帯状浮彫など、古典期建築彫刻の花形の主題である。
GLOSSARIUM · CENTAUROMACHY