タミルの軍神ムルガン(スカンダ)が執る槍。母パールヴァティーから授けられたとされ、その力(シャクティ)の顕現とみなされる。アスラの王スーラパドマンを討った武器であり、南インドの寺院では槍単体が神体として祀られる例が少なくない。サンガム文学はムルガンをセッヴェール(赤い槍)、ネドゥヴェール(大いなる槍)と呼び、槍を神の名そのものに用いる。祭礼タイプーサムで信者が頬や舌を貫く金属の串も、この槍にちなむ。
GLOSSARIUM · VEL
タミルの軍神ムルガン(スカンダ)が執る槍。母パールヴァティーから授けられたとされ、その力(シャクティ)の顕現とみなされる。アスラの王スーラパドマンを討った武器であり、南インドの寺院では槍単体が神体として祀られる例が少なくない。サンガム文学はムルガンをセッヴェール(赤い槍)、ネドゥヴェール(大いなる槍)と呼び、槍を神の名そのものに用いる。祭礼タイプーサムで信者が頬や舌を貫く金属の串も、この槍にちなむ。