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GLOSSARIUM · THIRTEEN TREASURES OF THE ISLAND OF BRITAIN

ブリテン島の十三の宝

中世後期のウェールズの伝統における十三の魔法の品(ウェールズ語 Tri Thlws ar Ddeg Ynys Prydain)。一覧は15〜16世紀の文書に現れる。数は常に十三とされるが、後代の版は異なる品を挙げ、数を保つために項目を置き換えあるいは統合している。

主な品は、貴族以外が抜けば燃え上がるゼルンの剣、一人分の食物を入れると百人分になって出るスィル・ア・ハルンウィズの籠、望む飲み物が出るフリュズウィン・ヴァーハの角杯、望む場所へ運ぶスィルヌイーズの荷車、臆病者の肉が煮えないディルヌイーズの大釜、勇者が研げば必ず殺す刃になるフウルゲルンの砥石、着れば姿が見えなくなるアルサルの外套、駒が自ら動くグウェンジョルーの盤戯などである。

アイルランドのトゥアハ・デ・ダナーンの四秘宝が王権・武勲・供給という機能を持つのに対し、十三の宝は食物・衣・乗り物・遊戯といった日常の便益の道具が多い。一覧の成立は15世紀以降であり中世後期の文人の作だが、個々の品にはより古い物語に現れるものを含む。

後代の伝承において、マーリンがこれらを集めてバルジーの島のガラスの館に隠したとされ、アーサー王の物語群に組み込まれた。ウェールズの文学が好む「三つ組」(トリオイズ)の形式に属する一覧でもある。

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