「森の王」。アリーキア近郊、ネミ湖畔のディアーナ聖域に仕えた祭司の称号。逃亡奴隷が神木の枝を折り取り、現職の祭司を殺すことで職を継いだと伝えられる。ストラボーンやスウェートーニウスが言及する異例の慣行で、ジェイムズ・フレイザー『金枝篇』はこの一点から論を起こした。ただしフレイザーの説明そのものは、今日の宗教史では受け入れられていない。
GLOSSARIUM · REX NEMORENSIS
「森の王」。アリーキア近郊、ネミ湖畔のディアーナ聖域に仕えた祭司の称号。逃亡奴隷が神木の枝を折り取り、現職の祭司を殺すことで職を継いだと伝えられる。ストラボーンやスウェートーニウスが言及する異例の慣行で、ジェイムズ・フレイザー『金枝篇』はこの一点から論を起こした。ただしフレイザーの説明そのものは、今日の宗教史では受け入れられていない。